食材の旬を知る選食能力、衣食住のマナー、食糧問題やエコロジーの3つを考えるのが食育です。そんな食育の正しい知識を色々な人に教える指導者としての証になるのが「食育インストラクター」です!
食育の資格である、食育インストラクターは仕事・就職に有利に働くのでしょうか?今回は食育インストラクターの必要性について解説したいと思います。
目次
食育インストラクターとはどんな資格?
食育インストラクターとは、”食育”を基礎から学び、日々の生活に活かし、広く推進・社会で活躍できる”食育”の指導者の証となる資格です。
その食育を正しい知識を持ち、指導者としての証として認定されている資格が「食育インストラクター」ということです!つまり食育をビジネス(仕事・就職)に使いたいなら取っておきたい資格だと言えるでしょう。
また現代の家庭の食卓の問題点を「6つのこ食」として表しています。
孤食 | 家族が不在の食卓で、ひとりだけで食べること。孤食が続くと、引き嫌いを注意してくれる人がいないので、好きなものばかり食べる傾向になり、栄養が偏りがち。それに加えて、コミュニケーションが不足する結果。社会性や協調性のない人間に育ってしまう恐れがあります。 |
個食 | 家族それぞれが、自分の好きなものを食べること。好きなものだけ食べるので栄養が偏り、好き嫌いを増やすことになります。また、協調性のない、わがままな性格になりがちです。 |
固食 | 自分の好きな決まったものしか食べないこと。栄養が偏るのはもちろん、キレやすいわがままな性格になったり、肥満、生活習慣病を引き起こす原因にもなります。 |
粉食 | パンやピザ、パスタなど粉を使った主食を好んで食べること。米食と比べるとカロリーも高く、おかずも脂肪などが多くなり、栄養も偏りがちです。 |
小食 | いつも食欲がなく、少しの量しか食べないこと。また、ダイエットなどで食べる量を減らすこと。小食が続くと、発育に必要な栄養が足りなくなり、気力も続かず、無気力な子どもになりがちです。 |
濃食 | 加工食品など濃い味付けのものを食べること。塩分や糖分が多く、味覚そのものも鈍ってしまいます。またカロリー過多で肥満につながりやすいです。 |
30年前までは1年の内「700~800回」は家族一緒に食事をしていたと言われていますが今では半分以下の300回まで少なくなっている家庭も出てきました。それを改め一緒に食事を楽しく取ることも「食育のひとつ」です。
食育インストラクターには「プライマリー~1級」まで分かられています。ちなみに通信講座で教材を買い取得できるのは「プライマリー」です。
プライマリー(5級?)
食育インストラクターにはプライマリーというのがあります。
こちらは通信教育「服部幸應の食育インストラクター養成講座」にて食育の3本柱や基礎を学び、問題意識を持って、日々の生活に活かす事が出来ます。最終課題に合格(70点以上獲得)することで取得できる資格。
つまり通信講座で獲得できる資格ってことですね!
なので5級なのか?と思われるかも知れませんが、どうやら扱い的には4級と同じくらいだそうです。研修会or推進校に通学して取った場合は4級、通信講座で取得した場合はプライマリーってことですね!
4級
食育の基本をふまえ、家庭料理の基礎技術を学び、日々の生活に活かすことが出来る。推進校通学、または調理実技実習+実技筆記試験、研修会、処行く筆記試験に合格することで取得できる。
なので推進校(専門学校?)に通学することで4級を取得出来ます。プライマリーとの違いは実際に足を運び資格を取得したかどうかの差みたいです。
3級
食育の重要性を理解し、料理技術を向上させ、日々の生活で食育を実施し身の回りの方々に伝えることが出来る。食育インストラクター4級orプライマリーの資格を取得している人のみが上位資格として取得可能。
また食育に関する国家資格の所有者、又は食育に関する国・地方公共団体からの特別業務就業者はいきなり3級を取得することが可能です。
4級の人はこちら |
①NPO日本食育インストラクター3級資格認定研修会6単位履修 又は、推進校にて食育授業6単位履修 ②食育筆記試験(60点以上合格) ③調理実技筆記試験(80点以上合格)、又は、推進校で調理実技20単位履修(同等と認められる者) |
プライマリーの人はこちら |
③調理実技筆記試験(80点以上合格)、又は、推進校で調理実技20単位履修(同等と認められる者) |
2級
食育に関する幅広い知識を有し、基本的な知識を分かりやすく伝えることが出来る。食育インストラクター3級、又はプライマリー+食育に関する国家資格取得者のみ上位資格として取得可能。
3級の方はこちら プライマリー+国家資格をお持ちの方はこちら |
①NPO日本食育インストラクター1級・2級資格認定食育研修会12単位履修 ②食育筆記試験(70点以上合格) ③調理実技筆記試験(80点以上合格)又は推進校で調理実技40単位履修(同等と認められる者) |
全料協「助教員」以上取得者 |
①NPO日本食育インストラクター1級・2級資格認定食育研修会12単位履修 ②食育筆記試験(70点以上合格 |
1級
食育全般に関する幅広い知識と各テーマ(料理・栄養・健康・衛生等)に対する専門知識を持ち、広く伝え、普及活動できる。NPO日本食育インストラクター2級取得者又は栄養教諭の方のみ以下を達成すると上位資格として取得できる。
NPO日本食育インストラクター2級取得者、又は栄養教諭で |
①NPO日本食育インストラクター2級取得後1年実務経験 ②食育活動報告書提出(抱負に関する論文形式含む) ③食育メニュー提案 ④NPO日本食育インストラクター1級・2級資格認定合同研修会12単位履修 ⑤食育筆記試験(80点以上合格) |
食育に関する国家資格の一覧
管理栄養士、栄養士、専門調理師、調理技能士、調理師、家庭科教諭、医師、歯科医師、看護師、介護福祉士、保育士、保育ママ、歯科衛生士、製菓衛生師、獣医師、薬剤師、 小・中学校教諭、短大・大学の食物科・栄養科等卒業者又は卒業見込み者、食育に関する国・地方公共団体からの特別業務就業者等
食育インストラクターは就職に有利?
食育インストラクターは「履歴書に書ける資格」です。
家庭料理の知識と技術向上の為に取る主婦さんも多いですが、就職のために取得する方も多いみたいですよ!保育園や学校などの教育現場、飲食業界や福祉施設などでも食育インストラクターは求められています。
飲食業界
選食力(旬の食べ物)やマナー
地球規模で食を考えるのは一流のシェフも励んでいる。
最近はただ美味しいだけではなく「食育、つまり栄養バランスの取れた定食」なども多くなっている。一人暮らしの方は中々栄養バランスの取れた食事をとることは面倒くさいと思う人も多いのではないでしょうか?なのでこれからは外食で健康的に!というのは増えると予想される。
飲食業界でも食育というのは重宝されている。
保育園や学校
近年、偏った食事により肥満や痩身の子供が増えていることから教育現場での食育というのも推進されている。子どもたちが栄養バランスの良い食事を知識を得ながら食べていくことが大切です
これからは保育園や学校などでも「食育」の資格は大いに役立つでしょう。
福祉・介護
福祉施設の介護でも「食育」は推進されている。お年寄りに不摂生させるわけにはいきませんよね?ということは栄養バランスの取れた食事を考えられる「食育インストラクター」はとても重宝されます。
介護食アドバイザーや薬膳アドバイザーなど他にも様々ですが、幅広い資格として有名なのが「食育の資格」でしょう。農林水産省も高齢者に対する食育を推進しています!
食育インストラクターは独学で学べる?
食育インストラクターは独学で学べるのでしょうか?
答えとしては「おすすめしない」と明言します。その理由は食育インストラクターは「通信講座『服部幸應の食育インストラクター養成講座』を受講し、最終課題に合格(70点以上獲得)することで修了証を頂けます。
なので通信教材を買ったほうが取得しやすいからです。
ただし食育研修会で食育筆記試験に60点以上取り、調理実技 筆記試験で80点以上取ることで「食育インストラクター4級」に合格します。なので独学でも一応、大丈夫ではあるのですが正しい知識のため教材か推進校に通学するのをおすすめします。
私としては「通信講座」を受けるのが一番おすすめです。
食育インストラクターの取得した人の口コミと評判
食育インストラクターでは「食育を学べ、他の人へ責任をもって教えられる資格」です!旬の食材や調理法など色々学べて、今の職場でもあ下っています。食に関係する仕事をしたい、しているなら取得して損はない資格だと思いました!
食育インストラクターでは「食物アレルギー」の知識も学べるので子供に何を食べさせてはいけないのか?が学べるので取って良かったと思っています。学校の給食などでも役に立つと思います!
端の持ち方や食事のマナーなども学べるので子供達に正しい食の知識やマナーを教えられるので役立っています。取ってから保育士になったので、私はあとから役に立ったって感じですね。
食育インストラクターの費用は高い?月々3,500円でOK!
食育インストラクターの教材のお値段は一括 税込39,900円です。
分割にも対応していて、初回4,033円+3,500円×12回支払いも可能です。ただ分割の場合は少しだけお高くなってしまいすのでご注意を。
食育インストラクターは約4ヶ月で修了できる資格です。もし標準受講期間で修了出来なかった場合でも無料で6ヶ月延長可能なのでゆっくり続けられます。
といっても約4万円なので、即決は難しいと思います。後回しにしてしまうと結局取る気が失せた…ということも起こりかねません!なので決意の意味も込めて
「無料資料請求」してみてはいかがですか?
詳しく書かれていて、手元に資料があると「食育インストラクターを取りたい!」っていう気持ちを無くささずに済みますよ!
資料請求は無料なので、まずは見てから一括or分割を検討しましょうー。